2008年03月04日

石垣・波照間

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友人の見舞いと今後の映画のロケハンをかねて、石垣・波照間を旅行してきました。

羽田から石垣までの直行便は、一日二便しかありません。基本的にいつも満員なので、シーズン中のチケットの入手は困難です。今回は、まだシーズンオフなので、十日前で、ぎりぎりチケットを入手できましたが、羽田出発は、朝の六時二十五分、家を出たのはまだ夜が続いている四時過ぎです。日本の南の果てに行くということは、夜の果てる時間に出発しなければならないということでした。

三時間半のフライトの後、石垣の桟橋から、波照間に向けて高速艇で東シナ海を飛ぶように疾走します。船が苦手な春藤社長は、デッキの手すりにしがみつき、腰を低くして風に飛ばされまいと構えます。余裕を見せている前田会長は、鯨の遊泳を見つけ叫んでいます。右手に、竹富島、黒島、大きな西表島を後にしながら、エメラルドグリーンの明るい水色の底には、水深二メートルくらいの浅くて白い海底が見え隠れし、海の色の明るさの秘密がわかります。

波照間島で一番多く出会った生き物は、人間ではなく、白いヤギです。民宿でも、犬を飼う代わりに、白ヤギを畑につないでいます。レンタカーで島をめぐっても、小さな仔ヤギから、喉元に薄茶色の袋を垂れさげている老ヤギまで、数頭群れて草を食んでいます。
あいにく、夜は曇っていたため、南十字星を見ることはできませんでしたが、民宿からほんの二十メートルも離れると漆黒の闇の中です。生暖かい風が、肌にしみこんでくるような闇でした。


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小笠原高志

posted by ピクニック at 16:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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