昨日、日比谷野音にてクラムボンを見ました。
野音でクラムボンがライブをするのは今年で6回目という事ですが、昨年は見逃していたため(あるいは昨年はやらなかった?)、おそらくは僕自身は5回(あるいは6回)見たという事になりそうです。
正確な記憶ではありませんが、確か2002年に初めて行ったのだと思います。そのときはそんなによくクラムボンを知らずになんとなく行って、しかしライブを見たとたんにとっても好きになったのだったかなーと。野音のライブではいつもシャボン玉を配っているので、夕方になるにつれ照明の光を受けシャボン玉がキラキラしていくさまはなかなかの光景でそこにクラムボンのライブアクトが加わるとえもいわれぬ愉悦がその場にわきあがるのです。
原田郁子さんやミトさんがときどき「野音サイコー!」とか言う気持ちはよくわかります。
確か2年前のときには『神童』の後だったので萩生田監督や北原京子夫妻等と行っていたと記憶しています。このときは挨拶に楽屋裏まで赴きました。
今回のライブは、当初土曜だけのスケジュールだったのが急遽その週の日曜も空いているということがわかり、慌ててやることになったのだという話で、そんな急な展開にもかかわらずお客さんは満杯、とにかく盛り上がっておりました。
アンコールの際、遂に強い雨が降り出しましたが、客席の人たちはすぐさま一斉に雨合羽を羽織ったのは面白い景色でした。
ちなみに今度やろうとしている映画に70年代の野音のシーンが出て来ますが、ここにいる限りは70年代も21世紀もないなと実感できたものです。
根岸洋之