2008年08月29日

子どもと映画/映画『コドモのコドモ』

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9月27日に公開される映画「コドモのコドモ」のノベライズを、原作、完成した映画、脚本をベースに書かせていただきました。
小説と呼べるものには程遠いかもしれませんが、この作品ともう一度、はじめから向き合うことができました。

初めてのことへ向かうというのは、経験から比較したり、方法を変換したりできなくて、頭も身体もフル稼働です。
そんな視点も持ち合わせながら、物事に対峙できたらよいのですが、慣れていくことで長生きすることもできるのかもしれません。
その点コドモの頃は、不慣れなことの連続のなか、日々感覚と身体を研ぎ澄まして生きていたように思います。

映画館を出ると、街が、色んなものが、今までと違ったもののように目に映ることがあります。
コドモの頃の目を取り戻したように世界を眺められる映画があります。


『コドモのコドモ』を観終わって、世界を、新しい生まれたばかりのような眼差しで眺めていただけたなら、と思います。


宮下和雅子
posted by ピクニック at 19:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

『コドモのコドモ』、ロケ地での試写という至福

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 先週、秋田県能代市にて『コドモのコドモ』の完成披露試写がとりおこなわれました。今回の能代は一年前のクランクイン時とはぜんぜん違って半袖だと肌寒さを覚えるくらいの気候で思わずジャスコへ走り長袖Tシャツを買いに行く羽目に。 
 当日8月23日、土曜の昼過ぎという事もあってか能代文化会館は400名ほどの観客で埋まり、そこには5年2組のコドモ達の姿などもチラホラ見えました。また母子という組み合わせが多かったのも印象的でした。舞台挨拶の後、映画が始まると日常よく馴染んでいるであろう風景や学校にざわざわ、また保護者会や街角、教室など自分らの出演場面などになるとよりダイレクトに反応、会場はその都度ざわざわわさわさし始め一種の集団的オーディオ・コメンタリー状態がしばし続いていったものです。途中ブタマン等で笑いをとりつつ、次第に物語の世界へと入り込んでいったような次第で、終盤、生まれたばかりの赤ちゃんの可憐な表情を大画面で見て、ほーっ・・というひそやかな歓声がどちらからともなく漏れてくるさまはこの映画の感動の内実がどこにあるのかを告げてくれているようで大変示唆的でした。実際この映画に出演した赤ちゃんも会場のどこかにいたらしく、ときどきその泣き声がきこえてきたのも不思議といえば不思議な感覚でした。
 上映環境としては観客席後方に映写機を設置している関係上、映写機のカチャカチャという廻転音も聞こえるなかでの鑑賞となり、自主映画的な手作り感のなか、東京などでの試写では味わえない類いの親密さに包まれたいきます。実際僕自身この試写においては割と素直に出産シーンで感動することができたのです。市長や教育長をはじめとする市の関係者の方々にも非常に気に入ってもらえたようですし、試写にお越しいただいた観客の皆様もすんなりと映画に入り込めたのではなかったかと思います。とにかく見てみないとなんともいえない映画であることは間違いないところです。
 
 前日のべらぼう、当日の金勇、わかば亭での食の豊穣さも含め愉しい能代滞在でした。おかげでちょっと太りましたけど・・。

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根岸洋之
posted by ピクニック at 17:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

「後楽園」発、「リバーサイド入口」経由、「劇場用映画」行

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前々回の萩生田監督のブログにちなんで、このタイトルにしました。
つまり、沖田修一監督のことですが、今年、「後楽園の母」と「リバーサイド入口」というテレビドラマを撮って、来年、いよいよ劇場用映画に挑戦することになるという訳です。

その第1弾のテレビ番組×DVDコンテンツとして企画されたオリジナル・コメディ「後楽園の母」がついに完成。
いよいよ7月25日(金)24時半からMUSIC ON! TVで放送されています(実は、後で撮った「リバーサイド入口」が、放送は6月と先になったのですが)。

http://www.m-on.jp/specialprogram/sp_detail8732.html

その前に、いしわたり淳治さんとのトーク付きの上映が、7月18日(金)夜にシネセゾン渋谷で行われました。ふつう、テレビ番組が映画館で上映されるというのは珍しいのですが、来年に劇場用映画の撮影、公開が決まっている沖田監督ならではの特別イベントです。場内は若い女性中心で一杯で、クスクス笑いが続き、大いに盛り上がりました。
いしわたりさんは、若い音楽ファンを洋楽から邦楽に大きくスライドさせた、伝説のロックバンド「スーパーカー」を率いていましたが、今回、役者としてデビューしました。といっても、骨折して入院した役柄なので、ほとんど台詞がありませんが、目線一つでいい演技をみせてくれています。ファン必見のドラマです。
ちなみに、主題歌は「くるり」の新曲です。岸田さんは、いしわたりさんの仲良しで、主題歌を作っている途中に、参考のためにラッシュ映像をみて、「フレッシュ」と演技の感想をひと言いしわたりさんに伝えたそうです。しかし、さすがにドラマの内容にぴったりのいい曲です。ピクニックの作品としては、山下敦弘監督の『天然コケッコー』に続いて、くるりから主題歌の提供をうけて大感激です。

また7月25日(金)には、主演の由紀さおりさんを中心に、スタッフ、キャストが集まって、関係者試写を行いました。その後、簡単な打上げパーティになり、これまた大いに盛り上がりました。
沖田監督は、もともと森田芳光監督の「家族ゲーム」が好きで、そのヒロインであった由紀さんに憧れていました。ですから、自分の撮るドラマに主演で出て貰うことに、内心舞い上がっていたのではないでしょうか。撮影中も、脇で見ていて、最初の内はとても緊張していたように思います。
しかし、女優であり国民的な大歌手であもる由紀さおりさんは、この「後楽園の母」をシナリオの段階から気に入ってくれたようで、本当に嬉しかったです。このご恩は決して忘れることはないでしょう。今後、いい映画を作り続けることでお返ししたいと思っています。

春藤忠温
posted by ピクニック at 11:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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